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電気設備図面の読み方|平面図・系統図・単線結線図をつなぐ

平面図、盤負荷表、幹線系統図、単線結線図を見比べる『電気設備図面の読み方』のアイキャッチ
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電気設備図面を初めて開くと、照明やコンセントが描かれた平面図のほかに、盤負荷表、幹線系統図、単線結線図、特記仕様書まで出てきます。平面図を見ても、細い線と記号が多く、「これはどの盤につながるのだろう」「次はどの図面を開けばよいのだろう」と迷うのではないでしょうか。

最初から、すべての線や記号を覚える必要はありません。電気設備図面は、一枚だけで全部を説明するものではなく、同じ設備を何枚かの図面に分けて表しています。ですから、一つの回路を目印にして、図面から図面へ順番に追えば読めます。

まず表紙・図面リスト・凡例を見て、手元にどの図面があるかを確かめましょう。そのあと平面図で盤名と回路番号を見つけ、盤負荷表、幹線系統図、単線結線図へ進みます。最後に特記仕様書を開けば、図面だけでは分からない材料や施工条件まで確認できます。

この記事では、説明用の照明回路L-1-05を一緒に追っていきます。L-1-05は、この記事だけで使う架空の記号です。実際の案件では盤名や回路番号の付け方が異なるので、手元の図面にある凡例と見比べながら読んでください。

この記事でわかること

  • 電気設備図面を開いた直後に確認する場所
  • 配線平面図、盤負荷表、幹線系統図、単線結線図、特記仕様書の役割
  • 同じ回路を平面図から受電側まで追う手順
  • 盤名、回路番号、遮断器、ケーブルの不一致を見つける方法
  • 建築・機械設備図と重ねて確認する場所

電気設備図面は表紙・図面リスト・凡例から読む

図面一式を受け取ったら、すぐに平面図の細い配線を追いたくなるかもしれません。けれども、その前に表紙、図面リスト、凡例の3か所を見ておくと、途中で迷いにくくなります。

図面リストは、図面一式の目次です。電灯、コンセント、動力、受変電、弱電、防災の図面が何枚あるか、目的の情報がどの図面番号にあるかを確認できます。たとえば、平面図で見つけた分電盤の上流を調べたいなら、図面リストから幹線系統図や単線結線図の番号を探せます。

次に凡例を開きます。凡例は、その図面を読むための辞書だと考えてください。照明やコンセントの記号、盤名と回路番号の書き方、ケーブルの表記、線種、略号がまとめられています。以前の案件で見た丸印と同じ形でも、今回も同じ意味とは限りません。いま開いている図面の凡例を基準に読みましょう。

「図面はそろった」と思っても、もう一つ確認したいのが改訂欄です。図面右下にある発行日、改訂記号、変更内容を見て、これから比べる図面が同じ時点のものかをそろえます。平面図だけが最新版で、盤負荷表が一つ前の版なら、回路番号や機器容量は合わないかもしれません。内容を比べる前に、まず版をそろえることが大切です。

最初の5分で確認する5点

確認する場所見る内容確認する理由
表紙工事名、設計段階、発行日別案件や旧版との取り違えを防ぐ
図面リスト図面番号、図面名称、枚数必要な図面がそろっているか分かる
凡例記号、略号、線種、盤名ルール記号を思い込みで読まないため
図枠・改訂欄縮尺、改訂記号、改訂日同じ版の図面同士を照合するため
特記・注記適用範囲、例外、別途工事図面だけでは分からない条件を拾うため

5種類の図書は同じ設備を別の角度から表す

平面図で照明を見つけたのに、なぜ別の図面まで見るのでしょうか。それは、一枚の図面にすべての情報を入れると、線や文字が重なって読めなくなるからです。

同じ照明回路でも、器具がある場所は平面図、盤の中の回路は盤負荷表、上流から各盤までの経路は幹線系統図、機器同士の電気的な接続は単線結線図に分けて描かれています。材料や施工方法は、さらに特記仕様書で確認します。

5種類の図書は、別々の設備を説明しているわけではありません。同じ設備を違う角度から見せています。下の表で、それぞれの役割と、次の図書へ持っていく情報を確認してみてください。

図書主に分かること次につなぐ情報
配線平面図照明・コンセント・スイッチ・盤の位置、回路盤名、回路番号、器具、部屋名
盤負荷表分岐回路ごとの負荷、電圧、遮断器、容量盤名、回路番号、負荷名称、主幹
幹線系統図上流盤から各階・各盤までの配電階層盤名、幹線、上流盤、設置階
単線結線図受電点、変圧器、遮断器、母線、幹線の電気的接続電気方式、遮断器、変圧器、送り出し回路
特記仕様書材料、施工、試験、工事範囲、案件固有条件ケーブル、配管、接地、試験、別途工事

配線平面図は器具の位置と回路の行先を見る

まず平面図を開いてみましょう。ここで分かるのは、「どの部屋の、どの位置に、何が付くか」です。照明、コンセント、スイッチ、機器、盤を探し、照明なら器具から伸びる配線を目で追います。その先に書かれた盤名と回路番号が、次の図面へ進むための手がかりです。

ただし、平面図だけを見ても、その回路が受電設備までどうつながるかは分かりません。「盤の中では、どの遮断器につながっているのだろう」と思ったら、平面図で見つけた盤名と回路番号をメモして、盤負荷表を開きます。

盤負荷表は一つの分岐回路を詳しく見る

平面図でL-1-05を見つけたとします。L-1が盤名、05が回路番号だと凡例で確認できたら、盤L-1の盤負荷表を開き、回路05の行を探します。

盤負荷表は、分電盤の中身を回路ごとに並べた一覧表です。ここでいう分岐回路とは、盤の遮断器から照明やコンセントへ送り出す、一つひとつの回路のことです。回路05の行には、何へ電気を送るのかを示す負荷名称のほか、電圧、単相・三相の別、遮断器、負荷容量が書かれています。

では、平面図のL-1-05が事務室の照明につながっているのに、盤負荷表の回路05には「廊下コンセント」と書かれていたらどうでしょうか。番号は同じでも、内容は一致していません。どちらかの図面を修正する必要があるため、負荷名称や電圧まで見比べます。

幹線系統図は盤の上流を建物の階ごとに追う

盤負荷表で回路05の内容は分かりました。次に知りたいのは、「盤L-1には、どこから電気が来るのか」です。その答えを探す図面が幹線系統図です。

幹線とは、主配電盤から各階の分電盤などへ、まとまった電力を送る太い電路です。幹線系統図には、地下の電気室から1階、2階へ電源が分かれていく様子が、建物の階に沿って描かれています。

L-1を見つけたら、何階にあるか、どの上流盤から送られるか、幹線の種類とサイズはいくつかを見ます。ここで盤名が合っていても安心はできません。幹線サイズや電気方式が別の図面と違っていれば、設計者へ確認が必要です。

単線結線図は受電点から盤までの電気的接続を見る

幹線系統図で上流盤までは分かりました。けれども、「その上流盤は、どの変圧器や受電設備につながっているのか」までは、まだ分かりません。そこで単線結線図を開きます。

単線結線図は、受電設備、変圧器、配電盤、遮断器、幹線の電気的なつながりを、一本の線で簡略化した図面です。「単線」と呼びますが、実際の電線が1本という意味ではありません。複数の電線を使う三相回路も、系統全体を追いやすくするため、一本線で表します。

幹線系統図で確認した上流盤を単線結線図で探し、盤L-1へ送り出す遮断器から線を上流へたどってみましょう。どの変圧器につながるのか、遮断器の定格はいくつか、常用電源と非常電源のどちらから送られるのかが見えてきます。

特記仕様書は図面に書き切れない条件を見る

ここまで図面を追うと、回路の位置と電気的なつながりは分かります。では、実際にどのケーブルを使い、どの方法で施工するのでしょうか。図面に書き切れないその条件を確認するのが、特記仕様書です。

特記仕様書には、その工事で使う材料、施工方法、試験方法、工事範囲、発注者の指定が書かれています。平面図にケーブル記号があっても、材料の細かな条件や施工方法、誰が施工する範囲なのかは、特記仕様書を見ないと決められないことがあります。

国土交通省の令和7年版標準仕様書でも、設計図書は互いに内容を補うものとされています。図面に書いてあることだけで決めず、特記仕様書、標準仕様書、質疑回答書まで一組として確認しましょう。

同じ回路を5種類の図書へつなげて読む

5種類の図書の役割が分かったところで、今度は一つの回路を最初から最後まで追ってみましょう。手元に、事務室の照明が描かれた平面図があると考えてください。

図面を行き来するときの目印は、盤名と回路番号です。説明用のL-1-05では、L-1を盤名、05を分岐回路番号としてたどります。実案件では記号の区切り方や意味が異なるので、始める前に凡例を開き、この読み方でよいか確かめます。

平面図の回路番号から盤負荷表、幹線系統図、単線結線図、特記仕様書へ同じ情報を追う手順

1. 平面図で盤名と回路番号を拾う

平面図で事務室を見つけたら、そこに描かれた照明器具を探します。器具から伸びる配線を目でたどると、回路記号L-1-05が見つかります。このとき、記号だけを書き留めて終わりにせず、同じ線につながる照明器具と、スイッチで点灯・消灯する範囲も見ておきましょう。あとで盤負荷表の負荷容量を確認するときに、この範囲が手がかりになります。

2. 盤負荷表で回路05の内容を照合する

平面図でL-1-05を見つけたので、次は盤L-1の盤負荷表を開きます。回路05の行を探し、負荷名称が「事務室照明」になっているかを見てください。続いて電圧と遮断器を確認します。負荷容量を確かめるときは、照明器具表や仕様書で器具1台ごとの入力電力を調べ、平面図で確認した台数を掛けます。その合計が、盤負荷表の負荷容量へ含まれているかを比べます。

3. 幹線系統図で盤L-1の上流を探す

回路05の内容が合っていたら、今度は盤L-1そのものの上流を調べます。幹線系統図でL-1を探し、何階にあり、どの上流盤から、どの幹線で電気が送られているかを追います。平面図と盤負荷表がどちらもL-1でも、系統図だけに以前の盤名が残っていることがあります。盤名を一枚ずつ見比べてください。

4. 単線結線図で送り出し回路を確かめる

幹線系統図で上流盤の名前が分かったら、単線結線図でも同じ盤を探します。その盤からL-1へ送り出す遮断器を見つけ、線を上流へたどりましょう。どの変圧器から電気が来るのか、電気方式は何かが分かります。停電したときにも電気を送る非常系統なのか、通常時だけ使う常用系統なのかも、ここで確認できます。

5. 特記仕様書で材料と施工条件を確認する

ここまでで電気のつながりは追えました。最後に特記仕様書を開き、ケーブルと配管の材料、接地、試験方法、工事区分を確認します。

もし図面と特記仕様書で内容が違っていたら、どちらかを自分で選んではいけません。まず契約図書に定められた優先順位を確認します。それでも判断できなければ、「E-○○図ではこの表記、特記仕様書○頁ではこの条件」と、図面番号や頁、相違点を具体的に書いて質疑を出します。

図面間の不一致は6項目を並べて見つける

一つの回路を最後まで追えても、図面同士の小さな違いを見落とすことがあります。そこで、確認した内容を頭の中だけに置かず、盤名、回路番号、負荷名称、電気方式、遮断器、ケーブルの6項目に分けて横に並べます。

照合項目平面図盤負荷表系統図・単線結線図不一致の例
盤名L-1L-1L-1旧名L-01が残る
回路番号0505分岐回路として確認平面図だけ06へ変更
負荷名称事務室照明事務室照明必要に応じて盤用途廊下照明と記載
電気方式凡例・注記電圧・相母線・変圧器系統100Vと200Vが不一致
遮断器注記がある場合分岐・主幹上流遮断器定格が図面間で違う
ケーブル配線注記幹線欄がある場合幹線種類・サイズ旧サイズが残る

違いを見つけると、「新しい日付の図面が正しいだろう」と決めたくなるかもしれません。けれども、先に行うのは正解を選ぶことではなく、何が違うかを具体的に書き出すことです。

たとえば、「L-1回路05の負荷名称は、平面図では事務室照明、盤負荷表では廊下照明」と記録します。これなら設計者は、どの図面の、どの回路を確認すればよいかがすぐに分かります。「図面が合っていません」だけでは、確認する人がもう一度すべての図面を探すことになってしまいます。

チェックリスト

□ 表紙、図面リスト、凡例、改訂欄を確認した□ 平面図の盤名と回路番号を盤負荷表で見つけた□ 負荷名称、電圧、遮断器、容量が一致している□ 盤名を幹線系統図と単線結線図へ追った□ 幹線種類・サイズと上流遮断器が図面間で一致している□ 特記仕様書の材料、施工、試験、工事区分を確認した□ 食い違いは図面番号、回路、項目を特定して質疑にした

間違えやすいポイント

平面図だけで回路の仕様まで決めない

平面図は、器具の位置と回路を見つける入口です。ただし、上流の変圧器や遮断器、幹線、材料、施工方法までは読み取れません。盤名と回路番号を見つけたところで止まらず、盤負荷表、幹線系統図、単線結線図、特記仕様書まで追ってください。

見慣れた記号でも凡例を飛ばさない

以前の案件で見た記号と同じ形でも、今回も同じ意味とは限りません。設計事務所や発注者の作図ルール、図面の種類によって表し方が変わるためです。自分の記憶だけで読まず、その図面の凡例と注記を開き、採用している規格も確認します。

新しい図面と古い図面を混ぜて照合しない

設計変更で平面図だけが差し替わり、古い盤負荷表や系統図が手元に残ることがあります。図面番号が同じでも、発行日や改訂記号が違えば内容は同じではありません。見比べる前に、すべての図面が同じ改訂時点のものかをそろえます。

電気図面は建築・構造・機械設備図と重ねて読む

電気図面の確認が終わったら、今度は建築・構造・機械設備の図面と重ねます。「電気図面の中では問題がないのに、なぜほかの図面まで見るのか」と感じるかもしれません。照明器具、分電盤、ケーブルラック、配管は、壁や天井、梁、空調ダクト、給排水管と同じ限られた空間に取り付けるからです。

電気設備図面と天井伏図・構造図・機械設備図を見比べ、照明・配線と梁・ダクトの干渉を確認する設計者

スイッチと盤は建築平面図で扉・壁を確認する

スイッチは、扉を開けたときに扉の裏へ隠れない位置にします。分電盤は扉を全開にできるか、盤の前に点検する人が立てるかを建築平面図で確認します。コンクリート壁、軽量間仕切り、仕上げ材の違いによって、器具ボックスや配管を壁の中へ納める方法も変わります。

照明と配線は天井伏図・断面図・構造図で確認する

天井に埋め込む照明器具は、天井伏図で仕上げの割付と点検口を確認し、断面図や構造図で梁の位置を確認します。さらに機械設備図を重ね、器具の上に空調ダクトや配管が通っていないかを見ます。平面図で照明がきれいに並んでいても、器具の真上に梁や大きなダクトがあれば取り付けられません。

動力回路は機械設備の機器表と照合する

空調機、ポンプ、ファンへ電源を送るときは、まず機械設備の機器表を開きます。電圧、単相・三相、出力、台数、始動方式を確認し、その値が動力盤負荷表と配線平面図へ正しく入っているかを比べます。機器名称が同じでも、単相200Vと三相200Vでは回路が違うため、そのまま接続できません。

設計図と施工図は役割が違う

ここで、設計図と施工図の違いも整理しておきましょう。設計図は、発注者が求める性能や系統、機器の配置、回路、材料を工事関係者へ伝える図書です。一方の施工図や総合図には、実際に採用する機器の寸法や支持方法を入れ、壁の中や天井裏へ配線を通せる位置まで描き込みます。

設計図に線が引いてあっても、その位置へそのままケーブルを通すとは限りません。施工前に梁、ダクト、配管、点検口、支持材を重ねると、線の位置をずらす必要が出ることがあります。ただし、勝手に回路や性能まで変えるのではなく、設計図で求められた内容を保ったまま、施工できる経路へ調整します。

建築設備士試験対策|具体的な学習内容

令和5年第一次試験No.24|設計図書の優先順位

令和5年第一次試験No.24では、設計図書の優先順位を正しく判断できるかが問われました。

国土交通省の令和7年版標準仕様書では、質問回答書、現場説明書、特記仕様、図面、標準仕様書の順です。そのため、「現場説明書が質問回答書より優先する」という説明は、順序が逆なので不適当です。

名称だけを丸暗記するより、「質疑で確定した回答は、それ以前の説明や図面を修正する」「案件ごとに決めた特記仕様は、共通の標準仕様より優先する」と意味をつなげて覚えると判断しやすくなります。ただし、実際の工事では契約条件が異なる場合があるため、その案件の契約図書を確認してください。

令和7年第二次試験・選択問題C|平面図と単線結線図

令和7年第二次試験の選択問題Cでは、建築基本設計図を読み、照明器具、3路スイッチ、非常用照明、感知器、スピーカー、コンセントなどを指定された記号で平面図へ描き込みます。別の設問では、受変電設備、非常用自家発電設備、太陽光発電設備をつないだ単線結線図を、機器の記号と主な仕様を含めて作成します。

平面図の問題は、最初に部屋の用途、出入口、設備室、避難経路を読み取ります。そのあと条件表から電気方式と機器仕様を拾い、使う人の動きや設備の役割を考えながら器具を配置します。単線結線図では、まず引込、受電、変圧、配電の主系統を描きます。そのあと、非常用自家発電設備と太陽光発電設備がどの母線や盤へ接続するのかを、問題文の条件に沿って加えます。

公式問題集には、完成した図面の解答例がありません。ここで示したのは公式解答ではなく、問題文の条件を読み落とさず、器具の位置と機器の電気的な接続を分けて考えるための学習手順です。

改修工事では竣工図と現況を必ず照合する

新築の図面は、これから造る設備を表します。では、すでに使われている建物を改修するときも、図面だけを見ればよいのでしょうか。改修工事では、竣工図に「空き」と書かれた回路へ、完成後に別の機器が追加されていることがあります。

そのため、竣工図を持って現地へ行き、盤名称、回路表示、遮断器、接続されている負荷、ケーブルを一つずつ照合します。電流などを測る必要があるか、調査や工事のためにいつ停電できるかも、設計を始める前に確認します。

図面と現場が違っていたら、竣工図の文字だけを書き換えて終わりにはしません。どの遮断器から、どのケーブルで、実際に何へ電気が送られているかを調べます。その結果をもとに、残して使う部分、撤去する部分、新しく設ける部分を改修図へ分けて示します。

まとめ|盤名と回路番号を手がかりに図面を行き来する

電気設備図面が何枚もあっても、すべてを同時に理解しようとする必要はありません。まず表紙・図面リスト・凡例を確認し、平面図で一つの盤名と回路番号を見つけてください。その二つを手がかりに、盤負荷表、幹線系統図、単線結線図、特記仕様書へ順番に進めば、回路の位置から上流の電源、材料、施工条件までつながります。

図面同士を比べるときは、盤名、回路番号、負荷名称、電気方式、遮断器、ケーブルの6項目を書き出します。違いがあれば、正解を推測せず、図面番号と相違点を具体的にして確認します。

最後に、建築平面図、天井伏図、断面図、構造図、機械設備図も重ねてみましょう。扉の裏に隠れるスイッチ、梁の位置と重なる照明器具、ダクトとぶつかる配線、機械と電源仕様の食い違いを、施工が始まる前に見つけられます。

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参考・出典

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